治療・対策@
不妊診療科を受診すると、各種の検査や診察を行ったのち、原因の
推定と治療法についての方針が立てられます。不妊治療には、大ま
かに3段階のステップがあり、大抵の場合この流れにそって治療を
進めていくことが多いようです。まず、最も一般的なタイミング法
から指導される場合がほとんどで、基礎体温の記録を参照しながら
エコー検査等を併用して、卵胞の成熟度や排卵のタイミングをはか
りそれに合わせて性交を持つようにします。
無月経や無排卵など、排卵がスムーズでない場合は、薬や注射によ
る排卵誘発を行い、また要因によっては排卵・受精と妊娠継続を体
の内側から補助するために、ホルモン剤や漢方薬などの薬物療法を
併用することもあります。
このタイミング法を半年から1年程度続けても効果が見られない場合
や、タイミング法では解決できない要因がある場合は、人工授精を
検討します。人工授精は、男性から採取した精子を人為的に子宮の
内部へ注入し、自然な受精・着床を促します。万一、何らかの要因
により配偶者の男性から精子が採取できない場合は、非配偶者の精
子を用いることも検討されます。
人工授精も、半年から1年程繰り返し試みて、それでも妊娠に至ら
ない場合は、次の段階の治療法へ移行していくことになりますが、
タイミング法と人工授精までの段階は一般不妊治療と称され、
この後のさらに高度な医療技術を用いた治療法は、高度生殖医療
と呼ばれています。難易度や技術、費用的な面でも、これらの間
には一つの区切りがあると言えます。
当サイト人気コンテンツ
★ 検査・診断編
★ 治療・対策A
★ 不妊治療の精神的負担
★ 不妊を越えて
サイトMENU
運営者情報