治療の費用
不妊治療には、その段階にもよりますが多くの場合高額の費用が
必要になります。多くの検査や治療が保険適用にならないのもそ
の理由のひとつです。
タイミング法は保険が適用されるので、費用は一般的な診察治療
と変わりませんが、人工授精では約3万円、体外受精では約30
万円、顕微授精に至っては約50万円と高額な費用負担が必要に
なります。また、それらの治療が1回で成功すればまだしも、失
敗してしまって複数回試みることになると、それに応じて費用も
さらに増えることになります。
不妊治療に関する費用負担の重さは、不妊に悩む夫婦の長年の悩
みでしたが、2004年よりようやく政府の助成制度が始まりました。
費用が特に高額になる体外受精や顕微授精が対象で、年間10万
円を2年間補助するという制度でした。ただし実施は各自治体に
より差があったり、検査やほかの治療法が対象外だったりして、
当初は満足のいくものとは言い難い状況でした。
その後、各自治体において独自の助成制度が設けられたり、政府
の助成制度も年数や制限が緩和されたりして、最近では不妊治療
に対する補助制度はずいぶん進歩したようです。詳しい情報は、
国や自治体の窓口やホームページ等で調べてみるとよいでしょう。
また、治療の流れやステップには個人差があり、不妊治療に結果
的にどの程度の費用がかかるかは一概には言えませんが、治療の
体験談を掲載しているサイトや患者同士で相談し合う掲示板等を
参考にするのもひとつの目安になるでしょう。
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