不妊治療の精神的負担 -不妊治療@完全ガイド-



不妊治療の精神的負担


  結婚、妊娠、出産等はプライベートな側面が強く、まして不妊に
  関する問題は、身体面健康面での悩みなので非常にデリケートな
  話題です。にもかかわらず、不妊に悩む多くの人は、周囲の無理解
  や配慮不足によって精神的に傷つけられる経験を持っています。

  不妊の原因が女性にある場合も男性側である場合も、多くの場合は
  女性がより精神的負担を重く感じやすいようです。
  親戚や知人からの、何気ない「子供はまだ?」「早く作ったら?」
  等の言葉を、笑顔を装って受け流す辛さは、何回体験しても慣れる
  ものではないと多くの女性が口を揃えます。また、友人や周囲の人
  間が次々に妊娠・出産していく焦り、年賀状の赤ちゃんの写真や街
  で見かける妊婦の姿さえ恨めしく思え、自分が卑屈になっていくよ
  うで辛いという声もよく聞かれます。また、不妊治療は身体的な原
  因による要因を治療していく医療行為であり、患者がどんなに意欲
  的に治療に励んでも、それが成果に直結するとは限りません。

  検査や治療にはかなりの苦痛を伴うものもあり、それに耐えながら
  結果を待ってみても失敗だった時の精神的ショックははかりしれな
  いものがあります。失敗を繰り返しながら治療を進めていくうちに、
  「自分は本当に子どもを授かることができるのだろうか」と不安で
  いっぱいになり、自分を責める日々が続きます。子どもの頃から、
  勉強やスポーツなどを自らの努力により成功させてきた人では、初
  めて自分の力だけではどうにもならない壁に突き当たり、深い挫折
  感を味わうことも多いようです。不妊治療経験者が「暗く長いトン
  ネル」と呼ぶ苦悩は、たとえ経済的肉体的負担が減ったとしても、
  妊娠出産という成果を得られるまでは決してなくなることがないの
  です。

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